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メンバーを「褒める」スキル|マネジメントで使える褒め言葉集
マネジャーにとって、「褒める」は必要不可欠なマネジメントスキルです。
しかし、マネトレでメンバーにアンケートをとってみると、満足に褒められているのは4割程度。コーチに褒め方の相談をいただくケースも多く、褒めることに対して苦手意識のあるマネジャーが少なくありません。
今回は、マネジャーに必須のスキル「褒める」について、褒め方の種類や、マネジメントで使える褒め言葉集をご紹介します。
目次
「褒める」はメンバーの承認欲求を満たす
承認欲求は、人の根源的な欲求の1つです。
人は褒められると、脳内にドーパミン(快楽物質)が分泌され、脳が直接的に快楽を感じます。
つまり、褒めることは、メンバーが頑張ったことへの報酬となり、「次も頑張ろう」と努力を継続させる効果があります。
優秀なマネジャーは承認欲求を理解し、上手く「褒める」を使ってメンバーを動機づけしているのです。
あなたがメンバーを褒めようとした時、褒めるポイントが見つからないと思うことはありませんか?
もしそう感じる方は、称賛(褒める)だけでなく、承認(認める)を理解し、活用してみてください。
褒めるポイントで困ることが、劇的に減るはずです。
褒め方の種類|称賛(褒める)と承認(認める)
称賛とは、褒め称えること。行為や行為の成果が素晴らしいものであると称えることです。
「素晴らしい」というニュアンスを含むせいか、この程度で褒めて良いのか?とハードルを高く感じてしまうことが多いようです。
そんな方には、良いことを良いと認める「承認」がおすすめです。
誰かと比較して素晴らしいかどうかと悩む必要はなく、良いと感じたことを素直に良いと伝えれば良いのです。
承認欲求とは、他者から認められたいという欲求。
良いことを良いと認める「承認」にも、褒めるのと同じ効果があります。
承認には5段階のレベルがあります。
①結果承認|成果や結果を認める
②プロセス承認|仕事の過程(プロセス)を認める
③行動承認|望ましい行動を認める
④意識承認|意識や取り組み姿勢を認める
⑤存在承認|存在自体を認める
①から⑤の順番で承認レベルを下げていくと、承認できるポイントを見つけやすくなります。
それぞれどんな褒め方があるのか、褒め言葉の具体例と合わせて紹介していきます。
①結果承認|成果や結果を認める
②プロセス承認|仕事の過程(プロセス)を認める
③行動承認|望ましい行動を認める
④意識承認|意識や取り組み姿勢を認める
⑤存在承認|存在自体を認める
いかがでしたでしょうか。
褒めるポイントが見つからないという悩みを持つマネジャーに、メンバーの良いところを良いと認める「承認」が活用できそうと感じていただけていれば幸いです。
ぜひ、使えそうな褒め言葉から実践いただき、メンバーの動機づけに役立ててみてください。
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